ウェブサイトやブログを運営する上で避けて通れないのが、プライバシーポリシーと免責事項の整備です。
特に、ブログ運営者必見のアドセンス対策としても重要視されています。
しかし、これらの文書を一から作成するのは時間も労力もかかります。
本記事では、そんなプライバシーポリシーと免責事項を手軽に整備できる雛形の活用法をご紹介します。
必要な要素や更新のポイントを押さえつつ、コピペでOKな便利なカスタマイズ方法も探ります。
あなたのサイトを法的な問題から守り、訪問者に信頼を与えるための第一歩を踏み出しましょう。
・プライバシーポリシー、免責事項とは何か?
・プライバシーポリシー、免責事項に書くべき内容とは?
・プライバシーポリシー、免責事項のコピペで作成方法
プライバシーポリシーの基本概念
プライバシーポリシーは、Webサイトやサービスが訪問者から収集する個人情報の種類、その情報の使用目的、保護措置について説明する文書です。
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱いについて定めたものだよ
アドセンス対策としても、Googleなど多くの広告配信事業者がプライバシーポリシーの設置を求めています。
個人情報の取り扱いに透明性を持たせることで、ユーザーの信頼を得ることができます。
プライバシーポリシーに必要な要素
プライバシーポリシーには、個人情報の定義、収集する情報の種類、その使途、共有可能性、ユーザーの権利などが含まれるべきです。
また、アドセンスを始めとする広告サービスを使用している場合、それらのサービスに関する情報収集の可能性についても説明する必要があります。
「当サイトでは、サイト訪問者の情報を取得することがあります。でも悪用しないよ」ということを伝えるためのものだよ。
プライバシーポリシーの更新と管理
Webサイトやサービスの変更、法規制の改正に伴い、プライバシーポリシーを適宜更新する必要があります。更新は、ユーザーに対して適切に通知するとともに、文書の管理を徹底し、過去のバージョンを参照可能にすることが望ましいです。
プライバシーポリシーの詳細
プライバシーポリシーを作成する際は、サイトの特性に応じた項目を慎重に考え、ユーザーが容易に理解できる言葉で説明することが大切です。
目的の明確化
文書の冒頭で、プライバシーポリシーの目的を明確に述べます。
これには、ユーザーのプライバシーを尊重し、個人情報の保護に対するコミットメントを示すことが含まれます。
収集する情報の種類
どのような個人情報を収集するか、具体的にリストアップします。
名前、住所、メールアドレス、アクセスログなどの情報がこれに該当します。
情報収集の方法
個人情報を収集する方法について説明します。
これには、直接ユーザーから提供される場合、クッキーを通じて自動的に収集される場合などが含まれます。
個人情報の使用目的
収集した情報をどのように使用するか、明確にします。
利用者への連絡、サービスの改善、広告の配信など、具体的な目的を列挙します。
情報の保護措置
ユーザーの情報を保護するための措置について説明します。
データ暗号化、アクセス制御、セキュリティ対策の概要などがこれにあたります。
第三者への情報提供
個人情報を第三者に提供する場合の方針について述べます。
また、アドセンスなどの広告配信に関連して、第三者による情報収集があることを明確にします。
①掲載している広告について
Googleアドセンス、Amazonアソシエイトなど
②アクセス解析ツールについて
Googleアナリティクスを利用していること、Cookieを使用していること、データ収集の仕組み
③サイトへのコメントについて
免責事項の重要性
免責事項はサービスやコンテンツの利用に関して発生する可能性のある問題について、事業者の責任が限定されることを明確にするものです。
特に、コンテンツが第三者の意見やデータを引用している場合や、外部サイトへのリンクが含まれる場合、著作権の問題や情報の正確性について、適切に免責事項を設けることが重要です。
免責事項を記載する理由は、読者とのトラブル防止だよ
免責事項に含めるべき内容
免責事項にはサービス利用に関するリスク、外部リンクの扱い、著作権関連事項、情報の正確性や完全性に対する免責など、利用者が知るべき情報を明記します。
これらの項目を具体的に示し、利用者が情報を適切に理解し、自己責任で利用するためのガイドラインを設けます。
免責事項の詳細
免責事項を作成する際も、その項目を丁寧に精査し、サービス提供者としての立場を明確に示すことが必要です。
サービス内容の説明
提供するサービスやコンテンツの性質について詳しく説明します。
この段階で、利用者がどのようなサービスを期待できるかを明確にします。
著作権に関する事項
サイト内コンテンツの著作権に関する方針を説明します。
利用者がコンテンツをどのように利用できるか、また、無断転載の禁止などについて記述します。
外部リンクの扱い
サイトが外部リンクを含む場合、それらのサイトでの個人情報の保護やコンテンツの正確性については保証できないことを明記します。
サービス利用上の注意点
サービスやコンテンツの利用にあたっての注意点を詳述します。
これには、利用者が遵守すべきルールや、発生しうるリスクへの言及が含まれます。
利用者の責任
サイトやサービスの利用にあたって、利用者自身が負うべき責任について説明します。
この部分では、利用者の行動による結果に対する自己責任の原則を強調します。
更新と変更
免責事項が変更される可能性があること、そしてその変更があった際には適切な方法で利用者に通知されることを明記します。
・「当サイトを利用して生じたトラブルや損害などは、その責任を一切負いかねます。」といった旨の責任を負わないことを明示
・無断使用・転載がNGかどうか
プライバシーポリシー・免責事項の具体的作成方法
プライバシーポリシーと免責事項の重要性、そしてそれらを明記する必要がある事項について説明してきました。
しかし、何も参考になるものがない状態からこれらを書き始めるのは困難かもしれません。
そこで、私が作成したプライバシーポリシーと免責事項をコピペで利用してください。
これらを基に、自分自身に適した「プライバシーポリシー」や「免責事項」に修正してください。
プライバシーポリシーと免責事項は1記事にまとめてOKです
プライバシーポリシー・免責事項の作成方法
実際のプライバシーポリシー・免責事項の作成方法を解説します。
ダッシュボードから固定ページを開き、「新規固定ページを追加」をクリックします。
タイトルはプライバシーポリシーと記載します。
当サイトのプライバシーポリシーをコピペします。
自分のブログ用に修正します。
①ブログ名を修正
②自分が利用している広告サービスに修正
③お問い合わせページへのリンクを自分のブログのお問い合わせページのリンクへ変更
④プライバシーポリシーの策定日の修正や、自分の名前を修正
これでプライバシーポリシーの作成と修正は完了です。
「URLスラッグ」の入力欄に、英語表記で任意の文字列を記入します。
おすすめは「privacy-policy」
コピペで作成したプライバシーポリシーは他のサイトとほとんど同じ内容。
だから、Googleから重複コンテンツと認識されないようにインデックスさせないんだよ。
これと同様に免責事項も作成してください。
プライバシーポリシー・免責事項をフッターに表示させる
プライバシーポリシーを設置する場所はトップページからワンクリックでたどり着けれる場所が最適です。
ヘッダーやフッターに設置するとよいでしょう。
では、フッターに設置する方法を解説します。
ダッシュボードから、「外観」→「メニュー」→「新しいメニューを作成しましょう」をクリック。
メニュー名に「フッターメニュー」等、入力する。
メニュー設定のフッターにチェックを入れる。
「メニューを作成」クリックする。
作成したプライバシーポリシーページにチェックを入れて、メニューに追加をクリック。
設定が完了したら、メニューを保存をクリックする。
実際にブログを開いて、フッターにメプライバシーポリシーが設置しているかを確認する。
プライバシーポリシー・免責事項作成のまとめ
ブログにおけるプライバシーポリシー・免責事項の書き方について解説しました。
プライバシーポリシーは、個人ブログであっても、個人情報を取得する機会があるので作成が必要になります。
また、アフィリエイトをしている方は、免責事項の記載も必須です。
専門的で自分で作成するのはとても難しいのでコピペで作成する方法をおすすめします。
- プライバシーポリシーは個人情報の利用目的・管理方法を公表したもの
- 免責事項とは責任を免ずるためのもの
- プライバシーポリシー・免責事項は、トラブルを防ぐために記載が必要
必ず必要だから、ブログを始めたときにまず作成したほうがいいですよ~
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